山田藍里
英国ロンドンを拠点に活動するメゾソプラノ歌手。
6歳よりピアノを始め、18歳で声楽に転向する。
東京学芸大学 教育学部 芸術課程音楽専攻(声楽)を卒業。
大学在学中に大学長より「学長賞」を3年連続で受賞。
中学校教諭一種免許状(音楽)、
高等学校教諭一種免許状(音楽)を取得。
大学卒業後に渡英し、英国トリニティ・ラバン音楽大学に留学。
在学中に最優秀賞を受賞。
その後、英国北王立音楽大学オペラ科修士課程において、成績優秀者に授与される “James and Mary Glass Scholarship”を受賞。
同大学院修了後、スイスオペラ研修所に合格。世界各国から選ばれた10名のメンバーの一人として2年間スイスで活動する。
現在、英国国立サウサンプトン大学 人文学部 音楽専攻、博士課程に在籍。
コンクールでは、
「万里の長城杯国際音楽コンクール」優勝及び審査員特別賞。
「長江杯国際音楽コンクール」優勝及び審査委員長賞。
「ルーマニア国際音楽コンクール」最高位。
「国際アートコンクール」優勝(ウクライナ)。
「ニューヨーク国際声楽コンクール」第3位。
など、国内外の国際音楽コンクールで優勝、入賞多数。
オペラでは、2018年プッチーニ《修道女アンジェリカ》で英国デビュー。
その後、ロッシーニ《シンデレラ》のタイトルロールで国際的な評価を得る。
その他、ビゼー《カルメン》のタイトルロール、モーツァルト《皇帝ティートの慈悲》のアンニオ、ロルツィング《密猟者》の伯爵夫人、バーバー《ヴァネッサ》の男爵夫人役等に出演。
また、スイスにおいてオペレッタ、ハーバート《おもちゃの国の赤ん坊たち》をはじめ様々なオペラに出演し、現地各紙で好評を博す。
昨年(2023年)、イタリアでオペラデビューを果たし、成功を収める。
コンサートでは、日本をはじめヨーロッパ各地で活躍。
2015年ルーマニアにおいて、ルーマニア国歌を独唱する。更に、ペレシュ城でのコンクール受賞記念コンサートに出演。
フィンランドでは、「ピアノフォーラムオープニングナイト」でピアニストAlexey Pudinovと共演。
また、日本ではサントリーホール(東京)、高台寺(京都)などで演奏を披露する。
2024年3月、日本ルーマニア音楽協会20周年記念コンサートに出演予定。
オペラで活躍する一方で、音楽活動を通して教育や慈善活動など、精力的に行う。
また、ルーマニア大使館や日本国内の病院でのチャリティーコンサートを開催し、2023年にはスイス・チューリッヒ日本人学校でのコンサートに出演する。
更に、英国マンチエスターの現地校(小学校)において、子どもたちに音楽を教える。
2024年よりVocal Academy Shibuya 「VAS」 の副教室長及び、ロンドン校主宰を務める。
受賞歴
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Winner and Special Panel Prize, Great Wall Cup International Music Competition
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Winner and Panel President's Prize, Yangzi Cup International Music Competition
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Winner, 21st Century Art International Music Competition (Ukraine)
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Winner, International Art Competition
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2nd place (the youngest prize recipient), Romanian International Music Competition
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2nd place, Asia International Music Competition
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2nd place, Virtuoso International Music Awards (London)
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3rd place, New York International Singing Competition
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Finalist, Concorso di Lirica Italiana
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James and Mary Glass Scholarship (Royal Northern College of Music)
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The Principal’s Award (Tokyo Gakugei University)